ENEOS・渡嘉敷 17得点でタイ勝 運命の第3戦へ「有給を取って来て」

[ 2023年4月17日 04:22 ]

バスケットボール女子Wリーグプレーオフ決勝第2戦   ENEOS74-65トヨタ自動車 ( 2023年4月16日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

<トヨタ自動車・ENEOS>第1クオーター、シュートを放つENEOSの渡嘉敷来夢(左)
Photo By 代表撮影

 バスケットボール女子Wリーグプレーオフは2戦先勝方式の第2戦が東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、4年ぶり23度目の優勝を狙うENEOSが3連覇を目指すトヨタ自動車に74―65で勝利して1勝1敗とした。大黒柱の渡嘉敷来夢(31)が17得点14リバウンドの活躍。昨季までトヨタ自動車所属の長岡萌映子(29)が17得点7リバウンドを記録した。トヨタ自動車は山本麻衣(23)が4本の3点シュートを含む両チーム最多22得点をマーク。第3戦は17日に行われる。

 ENEOSは後がない一戦で、渡嘉敷が躍動した。今季は在籍13年目で初めて主将に就任。王座奪回へ覚悟を持って臨んだが、レギュラーシーズン(RS)は4位に沈んだ。下克上を期したプレーオフは準決勝でRS1位のデンソーを撃破。15日の決勝第1戦に敗戦後も「ここから2つ勝てばいい」とチームを鼓舞し続けた。この日は場内インタビューで「おめでとうございます」と言われ「おめでとうは明日まで取っておいてください」と返答。運命の第3戦は平日開催で「有給を取って来てください」と観衆に呼びかけた。

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2023年4月17日のニュース