桐生祥秀、出雲陸上を棄権 国内復帰戦予定も左膝裏に違和感

[ 2023年4月16日 13:03 ]

大会を棄権することになり、報道陣の取材に対応する桐生
Photo By スポニチ

 男子100メートルの元日本記録保持者、桐生祥秀(日本生命)が、16日の出雲陸上(島根・島根県立浜山公園陸上競技場)の同種目を棄権した。ウオーミングアップ中に左膝裏に違和感が出たという。

 桐生は昨年6月10日の日本選手権6位を最後に休養。3月25日にオーストラリアの競技会で288日ぶりに復帰し、10秒48(向かい風1メートル)だった。その後はオーストラリア選手権の予選で10秒32(追い風0・6メートル)、準決勝で10秒52(向かい風0・5メートル)。この日が国内復帰戦の予定だった。

 昨年9月には自身のYouTubeチャンネルで、大学2年時に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断されていたことを告白していた。

続きを表示

2023年4月16日のニュース