レイカーズが4連勝 延長でジャズを振り切る ジェームズが37得点 八村は17得点

[ 2023年4月5日 13:05 ]

ジャズのホートンタッカーをかわして強引にシュートに持ち込むレイカーズのジェームズ(AP)
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 西地区全体7位のレイカーズは4日、敵地ソルトレイクシティー(ユタ州)で同12位のジャズと対戦。ガードのディアンジェロ・ラッセル(27)が脚を痛めて欠場したが、延長の末に135―133(前半68―57、延長11―9)でジャズを振り切って41勝38敗。レブロン・ジェームズ(38)が延長残り27秒での勝ち越しシュートを含めて37得点を稼ぎチームは4連勝を飾った。

 レイカーズは第4Q残り1分43秒で124―114としながらここから連続10失点。延長でも2度リードされたものの、最後はジェームズが決勝点となるレイアップを決めた。

 アンソニー・デービス(29)は21得点と14リバウンド、オースティン・リーブス(24)は28得点をマークしてここ8戦では7勝目。この日試合のなかった5位クリッパーズ(41勝38敗)には0・5ゲーム差に詰め寄り、レイカーズは通算10連敗(今季3戦全敗)とクリッパーズを苦手にしているものの、5日には直接対決を迎えることになっている。

 2日のロケッツ戦で20得点、12リバウンド、3ブロックショットをマークしていた八村塁(25)は第1Qの7分11秒からコートに登場。前半では3点シュート1本とゴール下のシュートなどで9得点をマークした。第3Qでも8得点。しかし第4Qでは序盤で2本の“コーナー3”を失敗して無得点に終わった。この日は25分の出場でフィールドゴール(FG)を11本中7本(うち3点シュートは4本中1本)を成功させて17得点と6リバウンド、出場時間帯のチームスコアはプラス4という内容。レイカーズではこれが出場30試合目で2ケタ得点は13回目で、移籍後の平均得点は9・7となった。

 ジョーダン・クラークソン(30)とラウリ・マーカネン(25)の主力2人を欠いているジャズは3連敗を喫して36勝43敗。第3Q序盤で14点差のビハインドとなりながら、第4Qの残り42秒にケリー・オリニク(31)が正面からバックボードに当てての3点シュートを決めて2点差にすると、残り11秒にはデイミアン・ジョーンズ(27)がフリースローを2本とも成功して土壇場で同点。しかし延長で振り切られて接戦を制することはできなかった。レイカーズは延長戦では今季3勝4敗。ジャズは今季5回目で初黒星となっている。

 なお西地区パシフィックでは、この日ペリカンズに121―103(前半65―54)で勝って48勝31敗としたキングスの20シーズンぶりの優勝が確定。西地区全体首位のナゲッツではセンターのニコラ・ヨキッチ(28)が4試合ぶりに復帰したものの、最下位のロケッツに103―124(前半59―56)で敗れて52勝27敗となった。2位グリズリーズはトレイルブレイザーズに119―109(前半66―62)で勝って50勝29敗。この結果、プレーオフでの第1シードがかかっている上位2チームの差は残り3試合となった段階で「2」となった。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場4分49秒=2得点)
(1)8分54秒・左ローポストからターンアラウンドでジャンプシュート=×
(2)10分37秒・ペイント内でボールを受けてゴール下=○(アシスト・リーブス)
 ▼第2Q(出場8分34秒=7得点)
(3)6分48秒・ペイント内でボールを受けてゴール下=○(アシスト・シュルーダー)
(4)7分12秒・右サイドで3点シュート=○(アシスト・シュルーダー)
(5)8分4秒・左コーナーから3点シュート=×
(6)8分22秒・ワンマン速攻から左手でレイアップ。ジャズ・アバジのゴールテンディングで得点=○
 ▼第3Q(出場6分53秒=8得点)
(7)6分9秒・速攻から両手でダンク=○(アシスト・リーブス)
(8)8分27秒・右サイドからベースライン際をドライブしてゴール下。相手の反則も誘う=○
*8分27秒・フリースロー1本=×
*11分0秒・フリースロー2本=○○
(9)11分0秒・ピック&ロールからゴール下でダンク=○(アシスト・ジェームズ)
 ▼第4Q(出場4分8秒=無得点)
(10)1分13秒・左コーナーから3点シュート=×
(11)1分29秒・左コーナーから3点シュート=×
 

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