関取最重量219キロの逸ノ城「デカかった」最長身2メートル4の北青鵬を破って十両ただ一人5連勝

[ 2023年3月16日 20:05 ]

大相撲春場所5日目 ( 2023年3月16日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所5日目> 寄り切りで北青鵬に勝利した逸ノ城(左) (撮影・後藤 大輝) 
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 関取最重量219キロの十両・逸ノ城(29=湊部屋)が、最長身2メートル4の幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)を破って十両ただ一人の初日から5連勝とした。

 立ち合いから互いに得意な右四つがっぷりに組み合うと、逸ノ城が北青鵬の上手を切ってから攻める機会をうかがって土俵中央で動きが止まった。両まわしを引き付けてじっくり攻めていき、最後は相手の巻き替えに乗じて前に出て外四つで寄り切った。

 この2人はともに鳥取城北高出身で、逸ノ城の方が7年先輩。“規格外”の巨体を誇る怪物同士の初対戦は先輩に軍配が上がった。逸ノ城は取組後「いつも自分より大きい相手とはやらないので…デカかった」とコメント。1メートル91、219キロの巨漢から見ても、平成以降最長身力士の北青鵬はやはり“規格外”だったようだ。

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2023年3月16日のニュース