三浦佳生「WBCでリラックスできたら」世界ジュニア金の“ご褒美”明かす

世界ジュニアで金メダルを獲得し、帰国したフィギュアスケート男子の三浦佳生
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　フィギュアスケート男子で世界ジュニア選手権を初制覇した三浦佳生（オリエンタルバイオ・目黒日大高）が7日、成田空港に帰国した。開口一番「おなかが空いたので、おいしいものが食べたい。すし食べようかな」と笑顔を見せた。

　日本勢6人目の世界ジュニア王者の称号を獲得し、「今まで優勝してきた選手を見ても、ここは登竜門。優勝したかったので、有言実行できて良かった」と実感がこもる。収穫の多かった今季は世界ジュニアで終了となり「WBCでリラックスできたら」とワールド・ベースボール・クラシック観戦がご褒美になることを明かした。

　準々決勝のチケットをゲットしたといい、ともに観戦予定の佐藤駿（明大）と四大陸選手権の際からモチベーションにしていたという。「大谷選手やダルビッシュ選手を初めて見るので楽しみ。自分の牧原選手、甲斐選手が入っているのでそこも楽しみ」と心躍らせた。

　GPファイナル出場や四大陸選手権、世界ジュニアを制し、「まとめる力がついた」と総括。4回転ジャンプは来季に向けてループを再投入し、完成間近のフリップ投入も視野に入れている。SP、フリーとも新曲を用意する予定で「どんどん進化するために新しいプログラムに挑戦する」と前向きに語った。