十両・朝乃山“魔の11日目”　3場所連続黒星で10連勝で止まる　近大時代の恩師の命日に勝利届けられず

大相撲初場所11日目 （ 2023年1月18日    東京・両国国技館 ）

寄り切りで大翔鵬に敗れた朝乃山（右）（撮影・西海健太郎）
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　元大関の十両・朝乃山の連勝が10で止まった。得意の右四つに組み合ったが上手が取れず、元幕内の大翔鵬に両まわしを引き付けられて土俵を割った。「上体が高かった。自分から仕掛けないとダメ」と反省。幕下だった直近2場所で喫した1敗も同じ11日目で、3場所連続黒星という“魔の日”となった。

この日は近大相撲部の前監督で、3年前に亡くなった伊東勝人さんの命日。恩師に白星を届けられず「悔しいです」と神妙な面持ちで「僕の弱いところが出た」と話した。