元関脇・豊ノ島が相撲協会退職 個人事務所設立でタレント転向へ 40歳の節目を前に

[ 2023年1月5日 04:40 ]

日本相撲協会を退職した元関脇・豊ノ島の井筒親方(撮影・前川 晋作)
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 日本相撲協会は4日、元関脇・豊ノ島の井筒親方(39=本名梶原大樹、高知県出身、時津風部屋)が退職したと発表した。同親方は今後、個人事務所を設立してタレントに転身する。現役時代から軽妙なトークでバラエティー番組でも活躍し、以前から芸能界に興味を持っていた。「外から相撲界を応援するという形も自分にはできるんじゃないかと。何か変えるならここかな」と40歳の節目を前に決断した。芸名は現役時代のしこ名を使用。「豊ノ島改め井筒改め“豊ノ島”として頑張っていきます」と笑った。

 力士として18年、親方として3年間在籍した相撲協会を離れて歩み出す新たな道。「不安もあるけどワクワクの方が大きい。楽しみですね」と豊ノ島らしく、明るく前を向いた。

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2023年1月5日のニュース