瀬戸大也 前人未踏の6連覇達成した世界短水路から帰国「6連覇は通過点。パリへのステップにしたい」

[ 2022年12月20日 06:53 ]

世界短水路選手権を終えて帰国した瀬戸
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 25メートルプールで争う競泳の世界短水路選手権(13~18日、メルボルン)に出場した日本代表が20日、帰国した。400メートル個人メドレーで全種目通して初の6連覇を達成した瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)は「6連覇を無事に達成できてよかったが、通過点に過ぎない。パリ五輪金メダルへのステップとして次につなげたい」と視線を上げた。

 4種目に出場し、連覇を狙った最初の200メートル個人メドレーは5位に沈んだ。2種目の200メートルバタフライで銀メダルを手にすると、続く200メートル平泳ぎは自身の短水路日本記録を0秒95更新して金メダル。最後の400メートル個人メドレーで前人未踏の6連覇を達成した。

 大会を通して尻上がりに調子を上げ「大会の中で立て直せたのはよかった。すごく自信になる」と強調。3月から加藤健志コーチ(56)に師事して体作りから見直しており「やってきたことは間違えじゃなかった」とうなずいた。

 年末年始は海外合宿を張るため、26日には再びオーストラリアへ出発する。22年を表す漢字には「始」を挙げ「新しいコーチのもとで、パリに向かって始まる年にできた」と説明。世界選手権福岡大会を控える23年に向け「パリに向けて加速できる1年にしたい」と力を込めた。

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2022年12月20日のニュース