「bjカップ U14」26日開催 ジュニア世代育成に好循環もたらす全国大会

[ 2022年12月20日 08:30 ]

昨年の男子優勝チーム 横浜ビー・コルセアーズズU14
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 バスケットボールの「2022 bjカップ U14 Presented by 総合教育・生涯学習ECC」が12月26日から3日間、静岡・このはなアリーナと静岡市中央体育館で開催される。

 bjカップU14は14歳以下の全国規模の大会で、今回で15回目の歴史を持つ。主催のバスケットボールジャパンアカデミー(bjアカデミー)は全国各地でスクール事業を展開しており、体力やスキルに優れた育成年代のチームが毎年末に頂点を争う大会として定着している。

 今年は男女の計56チームが参加。勝ち抜くためには高い水準の個人力と、それに裏打ちされた連係プレーを求められる。公式戦での切磋琢磨(せったさたくま)の積み重ねは普段のスクールやチームでの練習にも還元されており、ジュニア世代の育成の好循環を促している。過去に参加した選手からは、Bリーグの津山尚大(島根)、熊谷航(信州)、鍵冨太雅(茨城)ら多数のプロ選手も輩出している。bjアカデミーが掲げる「世界最高峰のリーグで活躍する選手を育てる」というミッションは今もなお現在進行形だ。

 大会会場は静岡・このはなアリーナ。富士山を見晴らせる広大な運動公園内にあり、地域にもスポーツの熱をみなぎらせる年末の風物詩の光景として定着している。ソフト面ではスポーツ振興くじ助成金を受けて実施されている。スポーツくじ(toto・BIG)の収益が活用されており、施設利用やパンフレット制作などに役立てられている。

 昨年は男子で横浜ビー・コルセアーズU14が優勝して、Bリーグ勢の育成組織の実力を知らしめた。この冬を制するチームはどこか。日本一を争う年末の熱い戦いは見逃せない。

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2022年12月20日のニュース