中大・吉居兄弟　たすきリレーで箱根ロケットスタート狙う　藤原監督「往路優勝させてあげたい」

肩を組み笑顔を見せる吉居駿（左）と吉居大（撮影・藤山　由理）
Photo By スポニチ

　第99回東京箱根間往復大学駅伝（来年1月2、3日）に向け、前回6位の中大が19日、都内の多摩キャンパスで会見を行った。前回1区区間賞でMVPに当たる金栗四三杯を獲得したエース・吉居大和（3年）に加え、今年は1年に弟・駿恭（しゅんすけ）も加入。兄が「希望区間は1～3区のどれか。自分の任された区間で貢献したい」と意気込み、弟も「往路の区間を希望している。先頭でたすきを渡したい」と話した。

　最多14度の優勝を誇る古豪は前回10年ぶりのシードで復活の足がかりをつかんだ。藤原正和監督（41）は「攻めた区間オーダーで往路優勝させてあげたい」と目標を口にし吉居兄弟のたすきリレーでロケットスタートを狙う可能性も示唆した。