来季女子ゴルフツアーは過去最高賞金総額44億9000万円、試合数は今年と同じ38試合

[ 2022年12月20日 16:00 ]

JLPGAの23年ツアー日程発表に出席した小林浩美会長
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、都内で会見を行い来季日程を発表した。レギュラーツアーは3月のダイキン・オーキッド・レディース(2~5日、沖縄・琉球GC)で開幕し、11月のツアー選手権リコー杯(23~26日、宮崎・宮崎CC)まで今年と同じ38試合を開催予定。賞金総額は史上最高の44億9000万円となり、今年から4786万円増となる。

 今年は、ほけんの窓口レディースがRKB×三井松島レディース、リシャール・ミル・ヨネックス・レディースがリシャール・ミル・ヨネックス・レディースin朝霧、ニッポンハム・レディースがミネベアミツミ・レディース・北海道新聞カップに名称変更される。また明治安田生命レディースが3日間から4日間大会となる。また10試合の開催コースが変わり、国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦でもあるTOTOジャパンクラシックは滋賀県の瀬田GC北Cから茨城県の太平洋クラブ美野里Cでの開催となる。

 会見に出席したLPGAの小林浩美会長(59)は、今季を「どの大会も僅差での優勝争いや上位争いが多く、最後まで分からないワクワクドキドキする展開が多かった。それだけ上位層が厚くなり、競争力が増しているというのを実感した」と振り返った。ツアー史上最高賞金総額となる来季に向けては、「みなさまのさらなる期待、スポンサーさまの期待、ファンのみなさまの期待をいただいて身が引き締まる思い。本当に感謝している。やっぱりプロって凄いね、と。素晴らしいプレーをそれぞれの選手が発揮して、私たちはツアー強化策や環境でバックアップする。選手と協会で一丸となって、さらなる努力を続けていく」と語った。

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2022年12月20日のニュース