坂本花織、GPファイナルへ悩める胸中明かす「上がりきらない、調子が…」

＜GPファイナル公式練習＞練習にのぞむ坂本花織（撮影・長久保　豊
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　フィギュアスケートのGP（グランプリ）ファイナルとジュニアGPファイナルが、あす8日にイタリアのトリノで開幕する。7日には会場のパラベラ競技場で公式練習が行われ、日本勢が調整した。

　女子で昨季の世界選手権を制した坂本花織（シスメックス）は、氷の感触を確かめてから動きをチェック。練習後の取材エリアでは「氷の感触は良かったし、滑りやすかった」としながらも、現状に対する悩める胸中を率直に明かした。

　「コンディションはなんか、伸び悩んでいるというか…。今シーズン、そういう感じなのかなっていう感じです。（NHK杯の後に）けっこう頑張っていたんですけど、どうも上がりきらないというか、調子が…。エンジンだけかかっている状態で。マジでもう、スコーン、スコーンって。そんな感じなんで、頼むからやってくれって自分でも思う感じです」

　2位となったNHK杯を終えてから気持ちのスイッチは入ったものの、まだ体が追いついてきていない状態という。坂本にとって初制覇が懸かる今大会。女子SPは日本時間で10日の午前5時5分開始予定となっている。