柔道　山下会長が阿部詩を称賛「高く評価したい」

柔道の国際合宿を視察し、海外の指導者とあいさつする全日本柔道連盟の山下泰裕会長（中央右）
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　全日本柔道連盟の山下泰裕会長が6日、東京都文京区の講道館で行われた国際合宿を視察した際に取材に応じ、来年5月の世界選手権（ドーハ）代表に内定した女子52キロ級の阿部詩（日体大）について「高く評価したい」と称えた。

　今年の世界選手権と4日のグランドスラム東京大会を制した阿部は、規定により来年の世界代表に唯一決定。試合間隔が2カ月弱の強行軍をはね返した五輪女王に「調整は簡単ではなかったと思うが、その中であれだけの試合をした。五輪後に両肩の手術をして、非常に良かった（判断）と思う」と語った。

　サッカーW杯で8強入りを逃した日本代表についても言及。「もう一息だったが、これをバネに活躍してくれると思う」と期待した。