馬場咲希が夢の競演に意欲「凄くラウンドしたいです!」優勝特典は「宮里藍とラウンド」

[ 2022年9月23日 19:43 ]

馬場咲希(右)は宮里藍さんと2ショットに笑顔
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 8月の全米女子アマ選手権を日本人として37年ぶりに制した馬場咲希(17=代々木高2年)が憧れの宮里藍さんとの「夢の競演」へ、胸をときめかせた。女子ジュニア対象の「宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」は24日、茨城・PGM石岡GCで開幕する。優勝者には特典として「宮里藍サントリーレディース主催者推薦選考会 出場権」の他、「宮里藍とのエキシビションラウンド」も付く。

 馬場が目を輝かせたのは夢のラウンド。「一生にあるかどうか。凄くラウンドしたいです」。父・哲也さん(47)の影響もあり、幼少期から宮里さんのプレーを見てきた。この日も2ショットに収まると大興奮、「緊張というよりもフワフワします。テレビで見てたような人と実際話したりするのが不思議な感じです」と笑った。

 練習日となった前日23日は、宮里さん自身も学んできた「Vision54」をベースとしたレッスンを受けた。全ホールでバーディーを奪うイメージを基本としたもので、風を読む、番手選びなどの「THINK BOX」、決めたことに専念、五感を優先するなどの「PLAY BOX」、そしてポジティブな記憶を残す、結果に反応する場所などの「MEMORY BOKX」と段階的な思考、1打へのアプローチ法を学んだ。その後のショットでは早速、違いも実感したという。

 また8月の全米女子アマ、世界アマ(フランス)遠征で9キロも体重が落ちたことを踏まえ、自ら挙手して体重維持の秘訣も質問。宮里さんは「こまめに食べることが大事。1ラウンドで2000キロカロリーが消費される。脳が消費する。エネルギーが枯渇すると集中力が散漫になる。私は3ホールに1回、ナッツやプロテインを飲んでいました」などと丁寧に説明。馬場は必死にメモしていた。

 今大会は2日間36ホールで争う。次週には日本女子オープンも控える。まずは「夢の競演」切符を手にして弾みをつけたい。

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2022年9月23日のニュース