【陸上】坂井隆一郎が10秒21で100m制覇「世界陸上に出るためにも9秒台を」

[ 2022年8月21日 08:10 ]

陸上・ナイトゲームズ・イン福井 ( 2022年8月20日    福井県営陸上競技場 )

男子100メートルを制し撮影に応じる坂井
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 男子100メートルが行われ、世界選手権代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒21で優勝した。デーデー・ブルーノ(セイコー)が10秒25で2着、上山紘輝(住友電工)が10秒33で3着、飯塚翔太(ミズノ)が10秒39で4着だった。

 悪天候で無風の中、予選に続いて好スタートを切った坂井。そのまま後半も加速し、五輪経験者らとのレースを制した。好タイムとはならなかったが、厳しいコンディションの中で勝ったことは一つの成果だった。

 19日に来年の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録が発表され、男子100メートルは10秒00に設定された。今年よりも0秒05速くなり、以前から目標に掲げてきた9秒台が求められる状況となった。

 「10秒00になってハードルは上がったけど、目標の9秒台というのは変わりない。世界陸上に出るためにも、9秒台を出す必要がある。ここからは勝負にこだわっていって、来年の世界選手権の参加標準記録を切れるように頑張りたい」

 得意のスタートを維持しつつ、後半の力を上げるのが理想形。より明確になった「9秒台」を目指し、自分自身を磨き上げる。

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2022年8月21日のニュース