ボディビル日本クラス別選手権 男子55キロ以下級は赤沢6連覇 女子の大沢は復帰戦V

[ 2022年8月21日 19:04 ]

「第26回 日本クラス別ボディビル選手権」男子55キロ以下級で6連覇を達成した赤沢範昭
Photo By スポニチ

 第26回日本クラス別男子ボディビル・女子フィジーク選手権大会(スポニチ後援)が21日、福岡県北九州市の「ウエルとばた」で開催された。男子55キロ以下級は広島県の赤沢範和(49)が6連覇を達成、女子158センチ以下級では東京都の大沢直子(53)が優勝した。

 ≪「一番キツい減量」乗り越え≫「ギリギリの戦い。これまでで一番キツい減量だった」55キロ以下級で大会6連覇を達成した赤沢だが、表情は厳しかった。1週間前まで6キロオーバーで朝晩の有酸素運動を強化したものの、前日検量直前も1キロオーバー。2時間のサウナで絞り間に合わせた。ここ数年は敵無しの状況だが、「国内より、アジアや世界を目指すことをモチベーションにしている」と、絶対王者はさらなる高みを目指す。

 ≪過去5度Vのレジェンド≫女子158センチ級は、大沢が復帰戦を飾った。過去5度の優勝を誇る実力者。18年に競技の第一線を離れたが「同年代の仲間が頑張っている姿を見て、もう一度私も、という気持ちになった」と、今年1月から調整を再開。レジェンドの復帰に注目が集まったが「ヘタは体ではステージに上がれない」と重圧を糧に鍛錬を積んだ。次戦は10月9日の日本選手権。最高峰の舞台で完全復活を告げる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月21日のニュース