アマ水上 箱根の湯効果で7位浮上 左親指の痛み消えショット安定

[ 2022年8月21日 04:00 ]

男子シニアゴルフツアー ファンケル・クラシック第2日 ( 2022年8月20日    静岡県 裾野CC=6985ヤード、パー72 )

7位に浮上したアマチュアの水上晃男
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 アマチュアの水上晃男(55=鷹之台CC)がこの日のベストスコア68で回り、通算3アンダーの7位に浮上した。鈴木亨(56=ミズノ)が通算7アンダーで単独トップ。2打差の2位に手嶋多一(53=ミズノ)、タワン・ウィラチャン(55=タイ)が並び、さらに1打差の4位は佐藤えいち(51=ENAGIC)ら3人となった。

 シニアアマ最強と言える水上が30位から急浮上した。前夜、箱根の温泉でマッサージをしたことで左親指の痛みが消えるとショットが安定。6番からの3連続を含む5バーディー(1ボギー)を奪い「今日は振れていた」と納得した。昨年の日本シニアオープンは8位で史上最高順位のローアマ。日本社会人選手権は51歳から3連覇するなど50歳を過ぎてから始めた筋トレの効果はてきめんだ。尾崎直道から「なんでプロにならなかった」と言われる実力者。優勝も狙える位置ながら「ローアマを獲りたい」と謙虚な目標を口にした。

 ≪佐藤粘って4位≫腰に不安を抱える佐藤が粘りのゴルフでスコアを伸ばした。「ピンチの方が多かった」と振り返ったように後半インはパーオンが3ホールだけ。それでもエッジから3度、パターでねじ込むなど後半は7パット。シニア初優勝を視界に捉えた。飛ばし屋として知られるが、シニアでは「やんちゃなゴルフでは成績になっていない」と実感。最終日は「大人のゴルフ」で頂点を目指す。

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2022年8月21日のニュース