ラグビー女子日本 南アフリカに連勝ならず、ミス連発響く W杯へ修正誓う

[ 2022年7月31日 05:25 ]

ラグビー 太陽生命チャレンジシリーズ2022   日本10―20南アフリカ ( 2022年7月30日    熊谷 )

<日本・南アフリカ>後半、名倉(左)はゴールラインに迫るもタックルを受け惜しくもトライならず…(撮影・久冨木 修)    
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 ラグビーの15人制女子日本代表(世界ランキング12位)は30日、埼玉・熊谷ラグビー場で南アフリカ代表(同13位)と対戦し、10―20で敗れた。10月開幕のW杯ニュージーランド大会に向けた今夏のテストマッチ第2戦。前半5分に先制したが逆転負けで、対戦成績は1勝1敗となった。8月には国内でアイルランド代表と2連戦を行う。

 反撃の突破口は、最後まで開けなかった。日本は5―20で迎えた試合終了間際にフランカー斉藤がトライを奪うのがやっと。マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)が「今日の試合は70%がディフェンスで構成されていた」と話したように、常に相手ペースだった。南アの分厚い防御に屈し、ボールを持ってもパスミスやノックオンを連発。司令塔のSO大塚は「最後の最後までミスして得点につながらなかった」と反省した。

 今秋のW杯1次リーグの相手は世界4位のカナダ、5位の米国、6位のイタリアと格上ばかり。来月2試合を行う7位のアイルランド戦は文字通りの試金石となる。プロップ南主将は「W杯に向けて最後の2戦になると思う。勝つことはもちろん、1戦目より2戦目と良くしていく」と誓った。

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