ソフトボール日本代表 有観客開催の日米対抗戦に闘志 内藤主将「楽しさ、魅力を伝えられたら」

[ 2022年7月31日 17:51 ]

ソフトボール日本代表合宿で打撃練習する主将の内藤実穂(写真提供:日本ソフトボール協会)
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 ソフトボールの日米対抗戦(8月6~8日、福島市、横浜市)に向けて群馬県内で合宿中の日本代表が31日、リモートで取材対応し、昨夏の東京五輪以来1年ぶりとなる国内での国際試合への意気込みなどを語った。

 金メダルを獲得した東京五輪は無観客開催。宇津木麗華ヘッドコーチは「みんなの前でメダルを獲りたかった」と振り返り、内藤実穂主将は「お客さんの前でプレーできることを楽しみにしている。福島、横浜のファンの方にソフトボールの楽しさ、魅力を伝えられたら」と抱負を語った。

 7月中旬に米アラバマ州バーミングハムで開催されたワールドゲームズでは決勝で米国に2―3で敗れて準優勝。コロナ禍で合宿が中止となり、ぶっつけ本番で臨んでの結果だっただけに宇津木ヘッドは「私としては良い成績だったと思っている」と評価。今回の日米対抗では「若い選手を使っていきたい。国際ゲームで見ていかないと、自分たちがどう強化していくかが見えてこない」と方向性を示した。

 エース上野由岐子はコンディション不良で今合宿は不参加。宇津木ヘッドは日米対抗に出場しないことを明言したが、「ベンチに入ってアドバイスしてもらいたい」と希望した。東京五輪で大ブレイクし、次期エースとして期待も大きい後藤希友は「メンバーが変わってもアメリカは宿敵なので力を出し切って倒したい。自分がしっかりできるという自信を持ってマウンドに上がりたい」と意気込みを語った。

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2022年7月31日のニュース