霧馬山が追手風部屋で18番連続の申し合い 無尽蔵のスタミナを発揮し貴景勝に勝ち越し

[ 2022年6月20日 19:42 ]

貴景勝(左)らと計21番の申し合い稽古を行った霧馬山
Photo By 代表撮影

 大相撲の幕内・霧馬山(26=陸奥部屋)が20日、追手風部屋に出向き、小結・大栄翔(28)や同じく出稽古に訪れた大関・貴景勝(25=常盤山部屋)らと計21番の申し合い稽古を行い、15勝6敗と好調ぶりを示した。先週までは荒汐部屋に通い、この日から追手風部屋へ。「久しぶりだし凄く楽しめた」と充実の表情を見せた。

 最初に土俵に入ってから翔猿、遠藤、大栄翔を相手に9連勝。その後は貴景勝と6番連続で取って4勝2敗と勝ち越し。18番連続で土俵を独占した。「疲れは全然ない。まだ若いので」と笑顔。「暑すぎて2、3番取ったらバテちゃう」と苦笑いしていた剣翔は「霧馬山の強さとスタミナにはビビりました」と舌を巻いた。

 連日の出稽古で名古屋場所(7月10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けて仕上がりは順調。「もっとやりたかったな」とまだまだ意欲的で、残り2日となった出稽古期間も全力を出し切るつもりだ。

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2022年6月20日のニュース