フィギュア団体戦 “りくりゅう”ペアフリーで2位 自己ベスト139・60点

[ 2022年2月7日 10:37 ]

北京冬季五輪第4日・フィギュアスケート団体 ( 2022年2月7日    首都体育館 )

<北京五輪・フィギュア団体戦>ペア・フリー、演技をする三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート団体戦の最終日が行われ、メダル圏内の3位につけている日本は初のメダル獲得を目指し、ペアフリーに三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出場。自己ベストとなる139・60点をマークし2位に入った。順位点で9点を獲得、合計48ポイントとして暫定2位に浮上した。

 「ウーマン」に乗って華やかな演技を披露。男性が女性を高く投げ上げる大技のスロージャンプは3回転ルッツと3回転ループで盛り込み、いずれも三浦が美しい着氷で決めた。リフトでは木原の安定感が光った。演技を終えると三浦は感激の面持ち。SPに続く会心の演技を見せた。

 4日のペアSPでは「ハレルヤ」に乗ってツイズルや高さのあるリフトなど息の合った演技を披露。自己ベストを更新して4位に入った。

 ▼三浦璃来「演技が終わって(木原)龍一君に『怖かった』と言った。大きな試合で自分が滑り切れるか不安だった。少しでも日本の力になればいいとしか思ってなかったので(フリーの2位に)驚いている」

 ▼木原龍一「演技に自信を持っていた。(2014年ソチ、18年平昌両五輪の)チームメートには力になれず申し訳ない気持ちだった。8年間の悔しい思いは少し晴らせた」

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