大迫傑さん“現役復帰”表明、公式サイトで再挑戦への思い「またレースを走ってみたいと思ってる」

[ 2022年2月7日 11:26 ]

大迫傑氏
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 男子マラソンの前日本記録保持者で、21年東京五輪で6位入賞をもって現役を引退した大迫傑さん(30)が7日、“現役復帰”を表明した。

 自身のオフィシャルサイトに「また走ろうかなって。」のタイトルで動画を投稿。動画の中で「ランニングが連れてきてくれるものなんてないような気がしてて。むしろ存在するいろんなノイズを走ることによって置き去りにしていくような感じ。今はただ、またレースを走ってみたいって思ってる。もっとシンプルに。もっと真っ直ぐって。そう思ったら、もう熱が冷める前にすぐにアクションしたいタイプで。走り終えたけど、また走りはじめたいなって。また始めたっていい。何度だって。何度でも」と語った。

 大迫さんは、6日に開催された別府大分毎日マラソン(大分市・高崎山うみたまご前スタート、大分市営陸上競技場ゴール、42・195キロ)のテレビ放送で、第1中継車に乗ってレースを解説していた。

 ◇大迫 傑(おおさこ・すぐる)1991年(平3)5月23日生まれ、東京都町田市出身の30歳。中学時代に本格的に陸上を始め、長野・佐久長聖高では2年時に全国高校駅伝優勝。早大時代は箱根駅伝で活躍し、卒業後に加入した日清食品を1年でやめて渡米。ナイキ・オレゴンプロジェクトに参加した。マラソン日本記録は2度更新。自己ベストは2時間5分29秒。東京五輪を最後に引退を表明し、同五輪では2時間10分41秒で6位入賞を果たした。1メートル70。

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2022年2月7日のニュース