桃田賢斗、優勝逃す 好相性の相手に逆転負け「気持ちで押された」

[ 2021年10月26日 05:30 ]

準優勝の桃田(AP)
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 バドミントンのデンマーク・オープン最終日は24日、各種目の決勝がデンマーク・オーデンセで行われ、女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)、ダブルスで混合の渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)、男子の保木卓朗、小林優吾組(トナミ運輸)が優勝した。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は準優勝。東京五輪覇者のビクトル・アクセルセン(デンマーク)に1―2で競り負けた。

 男子シングルスで世界選手権2連覇中の桃田が、東京五輪金メダリストで地元の大声援を受けたアクセルセンに屈した。試合前まで14勝1敗と好相性で、負けたのは7年ぶり。第1ゲームを22―20で先取したが、第2ゲームは終盤の連続失点で逆転を許して18―21で落とし、最終ゲームは12―21と離された。1時間33分の激戦を「お互いに(力を)出し切っているような状態で、自分が気持ちで押されてしまった」と振り返った。

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2021年10月26日のニュース