大関・正代 昇進後初稽古 11月場所へ「新大関として存在感がみんなに伝わるように」

[ 2020年10月7日 05:30 ]

大関昇進後、初の稽古をする正代
Photo By 代表撮影

 大相撲秋場所で初優勝して大関に昇進した正代(28=時津風部屋)が6日、11月場所(11月8日初日、両国国技館)に向けて都内の同部屋で昇進後初の稽古を行った。稽古場の木札が大関の所に掲げられても気負いはない。代表取材に「特に変化はない。しっかり体を動かそうという意識だった」と答えたように、約1時間、四股やダンベルなどを使った筋力トレーニングで終えた。

 新大関場所の目標は「まずは勝ち越しを目指して、自分の相撲を取り切ることだけに集中できたら」と控えめだが、看板力士の自覚は芽生えている。「新大関として存在感がみんなに伝わるようにしたい」と意欲を示した。時津風部屋は国技館まで徒歩9分の場所にあるが、大関は車での場所入りが許されるため「買ってくださる方がいらっしゃるのであれば欲しい」と特権を行使する考えもある。

 きょう7日からは数日間、故郷の熊本県宇土市に凱旋する。地元の応援は力になっており「たくさんの人に応援してもらったと実感した。少しでも期待に応えることができたんじゃないかと思う」という。現地では宇土市役所や母校の熊本農高、鶴城中などを訪れ、感謝を伝える。

 地元へのメッセージを求められることが増え、昇進伝達式の口上に入れた「至誠一貫」の精神で誠実に答えてきた。そんな中、インターネット上で「同じことを言っている」との書き込みを目にした。「そういうのは(言葉が)同じになる。それで“また同じことを言っている”って書かれたので、もういいかな」。知名度がアップしたことで、新たな悩みも生まれたようだ。(佐藤 博之)

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