渋野日向子「今は我慢する時」…ホステスプロの試合中止

[ 2020年5月9日 05:30 ]

日本テレビの特別番組に出演した渋野
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)などは8日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ツアー第15戦の宮里藍サントリー・レディース(6月11~14日、兵庫・六甲国際GC)、同第18戦の資生堂アネッサ・レディース(7月2~5日、神奈川・戸塚CC)の2大会の開催中止を発表した。

 所属先のサントリーが主催する大会に初めてホステスプロとして臨む予定だった渋野日向子(21)は大会事務局を通じて「とても残念ですが皆さまと笑顔で会えるように今は我慢をする時だと感じています。今は私にできることをしっかりとして、開催に向けて調整を続けていきます」とコメントした。

 渋野が昨年の第1回大会で優勝した資生堂アネッサ・レディースは首都圏エリアでの開催となるため、主催者は観客や関係者の移動に伴う感染リスクが高いと判断。6月19日開幕のニチレイ・レディース(千葉・袖ケ浦CC新袖C)、同25日開幕のアース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)に先駆けて中止を決定した。

 《日テレ特番でツアー初回想》日本テレビは8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった国内メジャー初戦「ワールドレディース・サロンパス・カップ」の特別番組を10日午後3時から全国系列で放映すると発表した。番組では、渋野がツアー初優勝を飾った昨年の大会を回想し、開幕を待つ現在の心境、東京五輪への思いなどを語る。
 大会のホステスプロを務めた宮里藍さん、歴代優勝の諸見里しのぶ、成田美寿々に加え、鈴木愛、畑岡奈紗らも出演する。

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2020年5月9日のニュース