卓球Tリーグ プレーオフ中止、レギュラーシーズンは消化 男子・東京、女子・日本生命が優勝

[ 2020年4月28日 18:48 ]

松下浩二氏
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 卓球のTリーグは28日、テレビ会議で理事会を開催し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていたレギュラーシーズン上位2チームが戦うプレーオフ(ファイナル)を中止すると決定した。すでにレギュラーシーズンの日程は消化しているため、順位は持ち越され、男子が東京、女子は日本生命が優勝となる。

 理事会後にオンライン取材に応じた松下浩二チェアマンは「中止は残念ですが、今の新型コロナウイルスの状況を考えると中止はやむをえない。満場一致で延期ではなく中止の決定をしました」と話した。当初プレーオフは3月14日に東京・両国国技館で開催を予定していた。チケット収入は3000万円を見込んでいたといい、松下チェアマンは「会場使用料を払わないことで1000万円くらいの損失になる」と明かした。

 理事会では来季についての議論が長時間行われ、会議時間は予定を1時間オーバー。Jリーグやプロ野球のような無観客や試合数の削減、開催時期をずらすことを含めて検討することを確認したといい、松下チェアマンは「チームにヒアリングもする。当初予定していた9月開催まで5カ月あるので決定をするには早い。いろんなリスクを考えながら検討したい」とした。

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2020年4月28日のニュース