フェンシング見延「個人、団体ともに金」21年東京五輪で2冠狙う

[ 2020年4月28日 13:44 ]

見延和靖
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 フェンシング男子エペの見延和靖(ネクサス)が28日、ビデオ会議アプリ「Zoom」で、報道各社の取材に応じた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪は1年延期となった。「正直、いろいろ考えたし、いろいろ悩んで、いろいろな葛藤があった」と胸の内を明かしたが、家族や友人、スポンサーら周囲からの励ましを受けて今は前向きに。世界最強フェンサーを目指す32歳は、「個人、団体ともに金メダルを取る思いしかない」と21年東京五輪へ意気込んだ。

 自宅待機が続き、思い通りのトレーニングからは遠ざかっている。自重での筋力トレや、自作の的を剣で突く練習などに取り組む。東京五輪の出場権を争う国際大会は、6月末まで中止が決定。「全員で一丸となって、団体の枠を勝ち取っていきたい」と夢舞台につながる国際大会を見据えていた。

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2020年4月28日のニュース