名城大が連覇!全日本大学女子駅伝、逆転走の3区・高松「イメージ通り」

[ 2018年10月28日 15:03 ]

高松智美ムセンビ
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 全日本大学女子駅伝は28日、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク(仙台市陸上競技場)から仙台市役所前市民広場の6区間、38・0キロで26チームが参加して行われ、名城大が2時間5分26秒(速報値)で2年連続3度目の優勝を果たした。2位は大東文化大、3位には立命館大が入った。

 名城大の最終6区(5・2キロ)の青木和主将(4年)がガッツポーズでゴールテープを切ると、チームメートが駆け寄り、瞬く間に歓喜の輪が広がった。1区(6・4キロ)で、全国高校駅伝で2年連続区間賞のルーキー・和田有菜(1年)が区間賞スタート。2区の玉城かんな(4年)は順位を3位に落としたものの、3区で東京五輪期待の星の高松智美ムセンビ(1年)が区間賞の走りで再びトップに立ち、4区・松澤綾音(1年)5区・加世田梨花(2年)6区・青木が堅実な走りを見せて逃げ切った。

 米田勝朗監督(50)は「連覇は簡単なことじゃない。予想以上に厳しいレース。最後まで気が抜けなかった」と振り返った。1区の和田は「絶対にいい流れがタスキをつなげようと思った。たくさんの方のおかげで取れた区間賞」と笑顔、3区の高松は「どんな順位でもらっても絶対に1番で渡すという気持ちで走った。自分でイメージしていたように走れた。チームに貢献できてうれしいです」と声を弾ませていた。

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2018年10月28日のニュース