遼、出遅れ地元初Vの夢が初戦で消える 塩見に2&1で敗れる

[ 2018年7月27日 05:30 ]

男子ゴルフツアーISPSハンダマッチプレー   第1日 ( 2018年7月26日    埼玉県 鳩山CC=7115ヤード、パー72 )

<ハンダ・マッチプレー選手権 1回戦>13番、パットを外し悔しげな石川遼(左)。右は冷静にラインを見つめる塩見好輝 (撮影・西川祐介)
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 1回戦48試合が行われ、大会初出場の石川遼(26=CASIO)は塩見好輝(27=国際スポーツ振興協会)と対戦。前半で4アップとされる苦しい展開となり、10番から3ホール連取したものの2&1で敗れた。また今季賞金ランク2位の秋吉翔太(28=ホームテック)も初戦で姿を消した。

 地元埼玉で初優勝という石川の夢は、初戦で消えてしまった。前半で4アップのリードを許す。勝負を分けたのは、10番から3連続で取り1差に迫った13番のパー5。石川が8メートルのイーグルパットを外したのに対して、塩見が3メートルを沈めて、再び2差に突き放された。

 17番で敗戦が決まると「前半ラフに入ったり、アプローチミスもありましたが、悪いゴルフじゃなかった。今日の塩見さんが凄すぎた。あそこでイーグルとは」と相手を称えた。次のツアーは8月23日開幕のRIZAP・KBCオーガスタと間が空くが、29日からの仙台チャリティープロ、そして8月には新潟、岩手でのイベントなどが控える。「初めて行くコースもあるので盛り上げていきたい」と選手、選手会長として仕事が待っている。

 ▼星野陸也 前半はフェアウエーに行かず、バーディーパットも外して。後半の11番、パー4でイーグルを取ってリズムに乗れました。マッチプレーは早く自分のペースをつかまないと2、3回戦と勝つのは難しい。(昨年は4回戦敗退。杉本に3&2)

 ▼深堀圭一郎 今日は涼しく、朝早かったので、疲労も少なく回れた。内容も悪くなかったし竜太郎(永野)とは仲が良く、やりにくい面もあったけど僕の方がアプローチがよく流れが良かった。(若手の永野に3&2)

 ▼谷口徹 下手過ぎて嫌気がさしてます。11番のラフで誤球するし、1メートルのパットは外すし。一人で死にに行っただけ。(出場最年長の50歳。昨年に続く1回戦敗退)

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2018年7月27日のニュース