男子バスケの米代表候補がラスベガスに集結 ポポビッチ新監督の下でミニキャンプ

[ 2018年7月27日 13:31 ]

米代表を率いるポポビッチ監督とデローザン(右)、ゴードン(AP)
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 男子バスケットボールの米国代表候補が26日にラスベガスに集まり、2日間の日程で行われるミニキャンプに参加した。来年のW杯中国大会と2020年の東京五輪に出場する可能性があるNBAの選手たちで、スパーズでファイナルを5度制覇しているグレグ・ポポビッチ監督(69)が初めて代表を率いる新体制。ラプターズからスパーズに電撃トレードされたデマー・デローザン(28)にとってポポビッチ監督はNBAと代表の“ダブル指揮官”となるが「いろいろあったが結局のところ自分は望まれている場所にいる」と、ラプターズ放出の際にぶつけていた不満や怒りなどは名将の前ではまったく見せなかった。

 ただし米国はまだW杯(32枠)も五輪(12枠)も出場権はまだ獲得していない。W杯の米大陸予選(W杯枠は7)には傘下のマイナーリーグ(Gリーグ)の選手が、かつてニックスとロケッツを率いたジェフ・バンガンディー監督(56)の下で出場しており、1次予選は5勝1敗で突破。W杯出場権を得るには16カ国が参加する9月からの2次予選を勝ち抜かなくてはならず、NBAのスター選手たちの運命は、事実上Gリーグの選手たちに委ねられている。

 なおW杯中国大会では上位7カ国が東京五輪への出場権を獲得する。

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