小平 今季自己最少の63で首位発進「貯金があると思わないでがんがん伸ばしたい」

[ 2017年11月9日 19:33 ]

男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ ( 2017年11月9日    静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72 )

16番、ティーショットを放つ小平
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 賞金ランキング4位の小平智(28=Admiral)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしで今季自己最少の63をマークして単独首位に立った。首位発進は今季5度目、この大会は初となる。

 インから出た小平は13番パー3で7メートルのパットを決めてバーディー。15番で50センチにつけると、18番パー5まで4連続バーディーとした。後半も2つバーディーを重ねて6番パー5では2オンして5メートルのパットを沈めてイーグルを奪った。

 63は18ホールの大会記録にあと1打と迫る好スコア。「全然知らなかった。10アンダーにしたいと思っていた。それを上がり3ホールで意識してしまった」。7番は4メートル、8番は5メートルにつけておりチャンスはあっただけに「もったいなかった」と悔しがった。

 それでも内容には手応えがある。「ショット、パット、アプローチが安定してきた。グリーンを外してもボギーになりそうな感じがしない」と自信を口にした。

 先週の平和PGM選手権で20位となり、賞金ランキング1位の座から陥落したが、今大会で勝てば返り咲く。自身初の年間複数回優勝もかかる。「貯金があると思わないで明日からもがんがん伸ばしたい」と意気込んだ。

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2017年11月9日のニュース