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阿武咲、白鵬に恩返し!新三役、初顔で「勝ちにこだわりたい」

[ 2017年11月9日 05:30 ]

阿武咲
Photo By スポニチ

 大相撲の新小結・阿武咲(21=阿武松部屋)が白鵬撃破に意欲を見せた。8日、福岡市西区の阿武松部屋へ出稽古に来た横綱・白鵬(32=宮城野部屋)と三番稽古を行い4勝11敗。圧倒されながらも、初顔合わせとなる九州場所(12日初日、福岡国際センター)での勝利を誓った。また、横綱・鶴竜(32=井筒部屋)は右足首負傷などのため休場することが決まった。

 三番稽古を終えた21歳は砂まみれだった。低く当たって左を差し、上体が起きた白鵬に右をおっつけ白星発進。秒殺スタートを切った阿武咲だったが、以降は圧倒されて9連敗を喫した。「やっぱり強い。硬い中にも柔らかさがある」。力は認めるが、ただでは起き上がらない。「自分も試しました。研究して本場所で勝ちたい」と切り替えた。

 初顔合わせとなる本場所を見据え、横綱側から出稽古の連絡が入った時は「うれしかった」と胸が躍った。巡業中にぶつかり稽古で胸を借りたが、実際の相撲は初めて。肝っ玉の据わる新鋭は土俵上で横綱から目をそらさなかった。「逃げていたら上にいけない。恐怖心も全くない」。強心臓こそ新小結の最強の武器だ。

 新入幕から3場所連続2桁勝利を挙げ、三役に昇進した。一方、新入幕からの連続2桁勝利は2場所止まりだった白鵬は「新三役で俺は(白星が)11番だから」と話した。横綱が警戒し、対抗心すら隠さなかったホープは「上位総当たりの番付。チャレンジャーの気持ちでいく」と力を込めた。

 阿武咲は10年に行われた少年相撲「白鵬杯」第1回大会で優勝した青森県の団体メンバー。「(白鵬が)凄く大きいのは覚えている」。メダルをかけてもらってから、7年。同大会から生まれた初の関取として大きな胸に飛び込む。先場所は白鵬が休場し、お預けとなった夢対決に「ここまで来たんだな、と。強気で勝ちにこだわりたい」と気持ちを新たにした。

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