羽生結弦 右膝痛訴えていた…軽症強調も今季初戦は4回転ループ回避へ

[ 2017年9月22日 07:33 ]

公式練習で氷の感触を確かめる羽生結弦
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 フィギュアスケートのオータムクラシックで今季初戦を迎える羽生結弦(22=ANA)が21日、公式練習に参加した。ブライアン・オーサー・コーチは練習前に取材に応じ、羽生が約10日前に右膝に痛みを訴えたことを明かした。

 コンディションが心配されたが、羽生はいつもと変わらず4回転ジャンプなどを入念に確認した。「大事には至っていない」と軽症を強調。「至らないように、右足踏み切りのループはちょっと抑え気味にする」と今大会はショートプログラム(SP)、フリーともにループを4回転から3回転に減らす予定だ。2連覇のかかる来年2月の平昌五輪にピークを合わせるため、今大会は安全策で臨む方針。「今できることは決まっているので、すべて出し切ること。集中することが大事」と力強く語った。

 男子SPは22日(日本時間23日)、フリーは23日(同24日)に行われる。

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2017年9月22日のニュース