神戸製鋼 アシュリークーパー 東芝戦でFBとしてトップリーグ初の先発出場へ

[ 2017年9月20日 20:20 ]

 ラグビートップリーグの神戸製鋼は20日、22日の東芝戦(秩父宮)のメンバーを発表し、オーストラリア代表116キャップのアダム・アシュリークーパー(33)がFBとしてトップリーグ初の先発出場をすることになった。この日の練習は控え組で調整していたものの、先発予定だったロックのベッカーが密集のプレーで負傷。その影響でメンバーが入れ替わったと見られる。

 2年目の林真太郎(24)は今季初先発をWTBでする。本職はCTBながら「僕はアタックが得意。フットワークは自信がある。1対1は必ず抜き、スペースが空いていたらボールを呼びたい」と活躍を誓った。

 今春はニュージーランドの強豪チーフスの育成部門で武者修行をした。大型選手に対する“当たり慣れ”が一番の収穫だ。「去年の東芝戦でメッサム、リーチの当たりが強かった。向こうではそういうフィジカルが強い人と対戦した。経験できて良かった」。チームは故障者続出でWTBが手薄。その位置を、ここまでルーキー清水晶が埋めてきた。「ま、悔しいですけど」。先輩の意地を見せる時がやってきた。

 強力FWを擁する東芝を相手に大黒柱ベッカーの不在はかなりの痛手。バックスの大物助っ人と突破力ある若手が、この窮地をカバーする。

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2017年9月20日のニュース