女子ラグビー代表 17歳津久井を選出「恥じないプレーしたい」

[ 2017年7月31日 05:30 ]

15人制ラグビー女子W杯日本代表の集合写真
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 日本ラグビー協会は15人制女子W杯(8月9日開幕、アイルランド)に4大会ぶり4度目の出場をする女子日本代表メンバー28人を発表し、SH津久井萌(17=群馬・東農大二高、写真)が唯一の高校生として選出された。日本協会によれば、現役高校生のW杯代表入りは男女を通じて日本初。都内で会見に臨んだ津久井は「落選した選手もいるので、代表として恥じないプレーをしたい」とやや緊張した面持ちで話した。

 幼稚園でラグビーを始め、群馬県太田市のパナソニックのグラウンドに通い、日本代表SH田中史朗から指導を受けてきた。“師匠”は15年W杯で3勝を挙げたジャパンの立役者となっただけに、津久井も「9番を着たい。いいテンポでボールを出して試合をつくりたい」と初の大舞台へ向け目を輝かせた。

 ≪有水HC「強豪と勝負ができる選手」≫ 有水剛志ヘッドコーチは「ここにいる全員が世界の大舞台で強豪とギリギリの勝負ができる選手」と自信を持って28人を選出したことを明かした。目標は8強入りで、主将のフッカー斉藤も「19年(の男子W杯)にいいバトンを渡したい」と意欲。7人制のリオ五輪代表からは3人が選出され、その一人であるCTB冨田は「五輪と違いあまり注目されていないが、思いは同じ」と話した。

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2017年7月31日のニュース