元アマ横綱・矢後、危なげなく2連勝「相手が見えていた」

[ 2017年5月16日 14:35 ]

大相撲夏場所3日目 ( 2017年5月16日    両国国技館 )

<夏場所3日目>天空海(右)に寄り切りで勝利した矢後
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 幕下15枚目格付け出しの矢後(22=尾車部屋)が、天空海(あくあ)に勝って2連勝を飾った。

 「きのうよりは相手は見えていた。勝つことができたことは自信になる」

 相手の天空海は初日で幕下15枚目格付け出しでデビューした昨年の学生横綱、水戸龍に完勝している力士。力のある相手に矢後は立ち合いで素早く左を差して、有利な体勢になると休まず攻めた。初戦は攻め込まれる場面もあったが、この日は危なげなかった。

 プロ初勝利を挙げた2日目は部屋で師匠の尾車親方(元大関・琴風)から「緊張していたね」と声をかけてもらい、「気持ちがほぐれた」と感謝していた。

 矢後は昨年のアマ横綱。中大から豪風以来、15年ぶりのプロ力士として今場所デビューした。

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