日本代表 W杯抽選結果に「もう一度挑戦 楽しみ」「対戦相手知りすぎるのは…」

[ 2017年5月11日 15:51 ]

19年W杯の1次リーグの組み合わせが決まったことを受け、抽選結果について話す日本代表SO松田力也
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 ラグビーのアジア選手権第4戦(13日)で香港と対戦する日本代表が11日午前、滋賀県大津市の皇子山総合運動公園で練習を行った。前日には19年のW杯日本大会の組み合わせ抽選会が京都迎賓館で行われ、日本はアイルランドやスコットランドと同じ1次リーグA組に入ることが決まったばかり。若手中心の選手たちも、抽選結果にさまざまな反応を見せた。

 昨年6月のスコットランド戦2試合に出場したSO松田力也(パナソニック)は「スコットランドにもう一度チャレンジできるのは楽しみ」と話した。松田は第1戦はリザーブから途中出場。6月25日の第2戦は松島幸太朗(サントリー)の故障もありフルバックで初先発したが、ノックオンを重ねるなど不完全燃焼に終わった経緯がある。今年のアジア選手権ではスタンドオフに加えてセンターでも出場するなど経験値を重ねており、2年半後へ向け「マルチな選手として準備していきたい」と話した。

 今回の香港戦で代表では初先発するSO山沢拓也(パナソニック)は、6月に同組となったアイルランドと対戦することについて「対戦相手のことを知りすぎるのは、あまり好きではない」と反応した。相手の戦術や選手の特徴を知り、現段階の力関係を計るには絶好の機会だが、固定観念に縛られすぎるとW杯本番で対戦する際、変化に対応できないという考え。「いい機会になる」と応じた松田とは異なる考えで、来たるべき決戦を見据えた。

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2017年5月11日のニュース