下鴨神社で蹴鞠交流 日本ラグビー発展した礎の地

[ 2017年5月11日 05:30 ]

ラグビーW杯2019日本大会 組み合わせ抽選会 ( 2017年5月10日    京都迎賓館 )

南アフリカ代表のアリスター・クッツェーヘッドコーチ(蹴る人物の左隣)らラグビーワールドカップ抽選会参加チーム関係者は、下鴨神社内にある関西でラグビーが発祥した「第一蹴の地」の前で蹴鞠を体験した
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 組み合わせ抽選会を前に出場チームの関係者らが、京都市左京区にある世界遺産の下鴨神社で古代から宮中行事として受け継がれてきた伝統の蹴鞠(けまり)を体験した。

 下鴨神社の境内にある「糺(ただす)の森」で、1910年に慶応大の学生が旧制三高(現京都大)の生徒にラグビーを教えたことから関西にも競技が普及したとされる。同地には日本ラグビー発展の礎となった「第一蹴の地」の記念碑が置かれている。チーム関係者らはラグビーボールをかたどった絵馬に署名して、大会の成功も祈念。関西ラグビー協会の坂田好弘会長は「日本、世界に紹介したい場所だった。夢の一つがかなった」と感激の面持ちだった。

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2017年5月11日のニュース