2位有希 大飛躍「内容は今季一番よかった」高梨と1・5点差

[ 2017年2月17日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子第18戦 ( 2017年2月16日    韓国・平昌 )

高梨沙羅(左)を祝福する伊藤有希
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 惜しくも2位だった伊藤だが、ジャンプ台レコードの大飛躍で存在感を示した。1回目は90メートルで4位止まり。トップのルンビーと22・2点、2位の高梨とは14・3点の差があった。だが、2回目は所属チームで監督を務める男子の葛西も見守る中、強い向かい風に乗ってヒルサイズ越えの111メートル。高梨と1・5点差の2位に「監督が送る風を凄く感じた」とおどけ、「なかなか2本満足できる試合はなかったが、内容は今季一番よかった」と振り返った。

 五輪会場でのテスト大会2戦を高梨と同じく優勝と2位で終えた。それでも好結果に浮かれず「1週間後にビッグゲームがあるのでしっかり準備していきたい」と前回15年は銀メダルだった世界選手権に照準を合わせた。

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