大庭SPトップ ミキティが初振付 国体フィギュア成年女子

[ 2017年1月30日 05:30 ]

フィギュア成年女子 SPで首位に立った愛知・大庭雅
Photo By 共同

 国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第3日が29日に行われ、スピード500メートルの成年女子は2月の札幌冬季アジア大会代表の郷亜里砂(愛媛・イヨテツク)が2連覇を達成した。成年男子はソチ五輪代表の山中大地(長野・電算)が制した。

 フィギュアの成年女子ショートプログラム(SP)は元世界選手権女王の安藤美姫さんが振り付けした大庭雅(愛知・中京大)が62・25点でトップ。本郷理華(愛知・邦和スポーツランド)が61・17点で2位につけた。成年男子フリーは佐上凌(東京・明大)が合計183・13点で逆転優勝した。

 大庭は、安藤さんが振付師として初めて携わったSPで目立ったミスなく首位発進。「最低限まとめることができた。思ったより点数が出てびっくりしている」と白い歯をのぞかせた。大庭の過去の演技を繰り返し動画で確認した安藤さんが、苦手な動きやジャンプへの入り方を研究して滑りやすくしてくれた内容に「プログラムに助けられている」と感謝した。

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2017年1月30日のニュース