新宿シティハーフ 男子・金子が自身の日本新更新、女子・鈴木は初優勝

[ 2017年1月30日 05:30 ]

東京シティハーフマラソン優勝者 男子総合優勝の金子遼(左)と、女子総合優勝の鈴木遥
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 第15回新宿シティハーフマラソン(スポニチ後援)は29日、東京・明治神宮野球場を会場に1万608人がエントリーして行われた。メインのハーフマラソン男子総合は金子遼(26=埼玉滑川走友会)が1時間9分31秒で、同女子総合は鈴木遥(34=ランビッツ)が1時間21分23秒で優勝し、それぞれ最優秀選手賞としてスポニチ杯が贈られた。

 <ハーフ男子総合>ID(知的障がい者)部門で参加した金子が誰よりも先にゴールテープを切った。「うれしい。自分を支えてくれている監督、両親、両祖父に凄く感謝しています」。昨年は1位に5秒届かず優勝を逃しただけに喜びもひとしお。自身が持つ1時間9分36秒のIDハーフマラソンの日本記録を5秒も縮める好タイムだったが「自分の目標は1時間8分台で走ること。限界を超えるまで走り続ける」と、さらなる飛躍を力強く誓った。

 <ハーフ女子総合>昨年2位の鈴木が3度目の出場で大会初優勝を果たした。約7年前にダイエットのつもりで走り始めたというが、今ではハーフマラソンでは常に優勝を争う実力の持ち主。「1時間20分の壁が厚くて突破できずに残念だけど、優勝できたのは素直にうれしい」と、白い歯をこぼした。来月は26日に開催される東京マラソンに出場。「2時間47分の壁を破れるように頑張ります」と、課題のスピードアップに照準を合わせた。

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2017年1月30日のニュース