白鵬「先輩の意地」4横綱春場所で「久しぶりに賜杯抱く姿を見せたい」

[ 2017年1月30日 05:30 ]

<第7回白鵬杯>開会式で子どもたちと記念撮影におさまる白鵬
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 横綱・白鵬(31=宮城野部屋)が29日、稀勢の里を含め4横綱で臨む3月の春場所に向け、「今度は自分らしい取組をして先輩横綱の意地を見せたい」と意欲を示した。新横綱の稀勢の里については「今は右も左も分からないと思うけれど、ひと場所経験して(横綱とは)こういうものだという実感が湧いてくると思う」と語った。

 この日は7回目を迎えた国際親善交流少年相撲大会「白鵬杯」が東京・両国国技館で行われた。日本を始め、母国モンゴルや米国などから過去最多の1200人以上が集結。白鵬の長男で8歳の真羽人(まはと)君も個人戦小学2年の部に参加したが、昨年に続き1回戦で敗退した。相撲大会における1大会の最多出場人数としてギネス申請中。「来年はギネス大会になると思う」といい、さらなるスケールアップを狙っている。

 白鵬杯では「(参加者から)パワーと笑顔をもらって昔を思い出しながら一日頑張りたい」と横綱自ら精力的に動いて盛り上げた。4場所連続で優勝を逃しているが、「久しぶりに天皇賜杯を抱いて、今日来ている子に見せたい」と抱負を語った。

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