葛西 W杯23位 目標1桁順位遠く「今の状況ではこんなもの」

[ 2017年1月24日 05:30 ]

 ノルディックスキーW杯ジャンプ男子(ポーランド・ザコパネ)は22日、個人第14戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、日本勢は葛西紀明(土屋ホーム)が126・5メートル、125メートルの合計260・1点で23位に入ったのが最高で、伊東大貴(雪印メグミルク)は26位だった。ソチ五輪2冠のカミル・ストッホ(ポーランド)が130・5メートル、131メートルの287・4点で4連勝、今季5勝目を挙げて通算20勝とした。小林陵侑(土屋ホーム)は上位30人による2回目に進めず34位だった。

 葛西は当面の目標にしている1桁順位に程遠い23位に終わり「今の状況ではこんなものかな」。2本とも21日の団体戦を上回る距離を飛んだが「当たり障りのないジャンプだった」と少しもどかしそうだった。今季のW杯個人戦の最高順位は10位。浮上のきっかけをつかめないでいるが、次戦は個人戦で過去3度の優勝経験があるドイツのビリンゲンが舞台。44歳の大ベテランは「好きな台でもあるし当たればいい方へいけると感じている」と期待を語った。

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2017年1月24日のニュース