快進撃の穂積絵莉、加藤未唯組 日本人ペア初の全豪オープン4強

[ 2017年1月24日 12:20 ]

全豪で日本人ペア初の4強入りを決めた穂積絵莉(左)と加藤未唯                
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 全豪オープンの女子ダブルス準々決勝で、穂積絵莉(橋本総業)、加藤未唯(佐川印刷)の日本人ペアが、ルチッチバロニ(クロアチア)、ペトコビッチ(ドイツ)を6―3、6―3のストレートで破り、ベスト4進出を決めた。日本人ペアの4大大会4強入りは02年全仏オープンの杉山愛、藤原里華組以来で、全豪オープンでは初めてとなった。

 第1セットは第4ゲームでシングルス8強入りもしているルチッチバロニのサービスゲームを破り、そのリードを保ったまま先取した。穂積の安定したストロークを軸に、前衛で加藤が積極的に動くのが得意の形。さらに2人で下がったり、縦に並ぶ陣形も巧みに交えて主導権を握った。第2セットも第5ゲームで先にブレーク。すぐにブレークバックを許したが、第7ゲームで再びブレークに成功した。勝利を決めると2人で抱き合って喜んだ。

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