サンダー　ウエストブルックが３戦連続トリプルダブル、快勝貢献

３試合連続でトリプルダブルを達成したサンダーのウエストブルック（中央）＝ＡＰ
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　ＮＢＡは２８日に各地で７試合を行い、サンダーのラッセル・ウエストブルック（２８歳）は敵地ニューヨークでのニックス戦で２７得点、１８リバウンド、１４アシストをマーク。３試合連続今季８回目（通算４５回目）のトリプルダブルを達成した。前半終了時点で１４得点、１０リバウンド、９アシストを記録。これで今季の個人成績は平均３０・９得点、１０・３リバウンド、１１・３アシストとなった。　ＮＢＡの年間トリプルダブルは、１９６１年シーズンにオスカー・ロバートソン（ロイヤルズ）が３０・８得点、１２・５リバウンド、１１・４アシストで達成した１回のみ。トリプルダブルの状態で１２月に突入するのも史上２人目で、ウエストブルックには史上２度目の快挙への期待も高まってきた。

　試合はサンダーが１１２―１０３（前半５８―５５）で勝って１１勝８敗。ベンチから出たエネス・キャンター（２４歳）も今季自己最多の２７得点を稼ぎ、チームは３連勝を飾った。

　ニックスは８勝９敗。デリック・ローズ（２８歳）が今季自己最多の３０得点を稼いだが、ホームでの連勝は６で止まった。

　ウィザーズは地元ワシントンＤＣでキングスを延長の末に１０１―９５（前半５０―５３、延長９―３）で退けて６勝１０敗。ブラドリー・ビールが自己最多となる７本の３点シュート（試投１３本）を成功させて３１得点をマークし、ジョン・ウォール（２６歳）は１１回のターンオーバーを犯しながらも１９得点、８リバウンド、１１アシストを記録して勝利に貢献した。

　キングスは７勝１１敗。センターのディマーカス・カズンズ（２６歳）は３６得点と２０リバウンドをマークしたが、延長で競り負けた。

　リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでホークスに１０５―１００（前半５０―５３）で競り勝って１６勝２敗。ケビン・デュラント（２８歳）が２５得点、１４リバウンドを稼ぎ、チームは１２連勝を飾った。

　ステファン・カリー（２８歳）は４本の３点シュートなどで２５得点、クレイ・トンプソン（２６歳）は２０得点をマーク。ホームでは７連勝となった。

　ホークスは３連敗で１０勝８敗。デニス・シュルーダー（２３歳）が２４得点、ドワイト・ハワード（３０歳）は１４得点と１６リバウンドを記録したがここ７戦では６敗目となり、このカードでは５連敗を喫した。

　＜その他の結果＞ラプターズ（１１勝６敗）１２２―９５　７６ｅｒｓ（４勝１４敗）、セルティクス（１０勝７敗）１１２―１０４ヒート（５勝１２敗）、ジャズ（１０勝８敗）１１２―１０３ティンバーウルブス（５勝１２敗）、ホーネッツ（１０勝７敗）１０４―８５グリズリーズ（１１勝７敗）

　＜３０日のテレビ中継＞バックス―キャバリアーズ

　ＷＯＷＯＷライブ　１０時～