レバンガ北海道 貝沼とアマチュア契約へ 開幕戦規定人数以下でけん責処分

[ 2016年11月4日 12:08 ]

レバンガ北海道の練習に練習生として参加し、機敏な動きをみせる貝沼

 男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)東地区のレバンガ北海道が、昨季までbjリーグの高松ファイブアローズ(現・B2香川)に在籍したG貝沼雄介(24)とアマチュア契約することが4日、分かった。メディカルチェックの後、近日中に正式契約を行う。

 
 千葉県出身の貝沼。市立船橋、大東文化大を経て15年に高松でガードとして活躍した。昨オフシーズンに高松との契約には至らず、地元の千葉で所属チームを探しながら練習。先月末にレバンガから声がかかり、3日間練習に参加していた。
 
 現在、東地区5位に低迷するレバンガ北海道。リーグ最少タイの10選手で開幕を迎えたが、直後に3選手が故障離脱。開幕戦となった大阪戦(府民共済)では、リーグ規定の10人以下で試合に臨んだため、けん責処分を受けていた。
 
 貝沼は早ければ5日のリンク栃木戦(ブレアリ)から出場できる。球団関係者は「(2番ポジションとしては)身長は小柄だがスピードがある。チーム状況的にはほしかったポジション」と期待した。11番目の男が、苦しいチームを救う助け船となる。

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2016年11月4日のニュース