宇野 自己新でSP首位 歴代3位98・59点「すごくうれしい」

[ 2016年11月4日 23:58 ]

ロシア杯男子SPで自己ベストを更新する98・59点をマークした宇野昌磨(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、ロシア杯は4日、モスクワで開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、宇野昌磨(18=中京大)はパーソナルベストを更新する98・59点で首位発進した。

 宇野は冒頭の4回転フリップはややバランスが崩れ、4回転―3回転の連続トーループでも着氷が乱れたが、今年2月の四大陸選手権で出した自己ベストを5・6点も更新。世界歴代3位、今季世界最高となる高得点にキスアンドクライで驚きの表情を浮かべた。

 「あまりの高得点ですごくうれしい。失敗があっても最低ラインに持っていけた」

 第1戦のスケートアメリカで優勝しており、ロシア杯で3位以内に入れば12月のGPファイナル(マルセイユ=フランス)進出が確定する。

 ハビエル・フェルナンデス(25=スペイン)が91・55点で2位につけ、地元ロシアのミハイル・コリヤダ(21)が90・28点で3位。田中刑事(21=倉敷芸術科学大)は69・13点で10位と出遅れた。

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