クボタ リオ7人制代表FB合谷 15人制で大車輪 1点差勝利貢献

[ 2016年10月15日 15:01 ]

ラグビー・トップリーグ第7節 ( 2016年10月15日    花園 )

 ラグビー・トップリーグ第7節が各地であり、クボタはリオデジャネイロ五輪7人制代表のFB合谷和弘(23)が大車輪の活躍で1点差勝利を手にした。14―0の前半11分にSHシュラウダーがシンビンで10分間の一時退出をすると、その間はSHも兼ねてプレー。7人制で求められるオールラウンダーぶりを発揮し「どこでもできるように準備はしている」と、数的不利の時間を走り回った。

 同点で始まった後半3分は自陣ゴール前からのカウンター。次々とフォローが入る美しいトライのラストを飾った。前半にも敵陣22メートルライン付近から突破したNo.8四至本をサポートしたトライをあげており、この日2トライ。第5節で東芝に勝ったリーグの台風の目に競り勝つことに成功し「すごく大きい勝利。負けが続いていたので」と、3勝4敗としたことに胸をなで下ろした。

 7人制に専念していたため、チームに合流をしたのはリオ五輪後の8月半ば。その時点で「15人制は昨年の大学選手権以来」という状況だったものの、開幕からスタメンを任された。世界を知るルーキーが巻き返しを支える。

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2016年10月15日のニュース