プレーオフの末 男子は米沢が連覇!女子は大田がV

[ 2016年10月15日 05:30 ]

スポニチ主催平成28年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会最終日 ( 2016年10月14日    福島県棚倉町棚倉田舎倶楽部 高校男子=6994ヤード、パー71 高校女子=6046ヤード、パー72 )

高校の部で優勝した米沢蓮と大田紗羅
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 高校の部が行われ、男子は昨年の覇者、米沢蓮(岩手・盛岡中央2年)が通算3アンダーの139で並んだ古川龍之介(福島・学法石川1年)とのプレーオフを制し、連覇を飾った。女子の部もプレーオフで竹本梨奈(宮城・東北1年)を振り切った大田紗羅(福島・東日本国際大昌平1年)が通算イーブンパーの144で優勝した。後日出場枠が決まる全国大会は来年3月に滋賀県甲賀市の富士スタジアムゴルフ倶楽部で行われる。

 ≪男子 最終Hで追いつき≫プレーオフ2ホール目。3メートルのバーディーパットを沈めた米沢は軽くガッツポーズをつくった。首位から3差でスタートし、最終ホールで追い付いての逆転勝利。東北ジュニアを制した実力者は大会連覇と本領を発揮したが「調子が良くなかった中で優勝できたので、この経験を生かしたい」と前向きだ。24日からはアジアジュニアチームチャンピオンシップ(韓国・グンサン)にも出場。「日本代表としての責任も大きいので、頑張ります」と目を輝かせた。

 ≪女子 全国へ体鍛える≫ただ一人アンダーパーの70で回った大田がプレーオフ2ホール目でバーディーを奪い、東北ジュニアに次ぐタイトルを獲得。「60台を出したかったけど、距離感がつかめて初日よりはいいプレーができた」と愛くるしい笑顔で振り返った。小学6年で世界ジュニア2位。今季はフジサンケイ・レディースにも挑戦するなど、将来を嘱望されている。「現状は体力不足なので、冬場にしっかりと鍛えて(出場が確実な)全国大会に臨みたい」と声を弾ませた。

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2016年10月15日のニュース