池江 来年の目標は100メートルバタで56秒60

[ 2016年10月10日 06:40 ]

握手会で大勢のジュニアスイマーに囲まれる池江
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 競泳4種目の日本記録保持者・池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が東京五輪へギアチェンジする。この日は新潟スプリント選手権に出場。来年のテーマを聞かれ「100メートルバタフライの目標は56秒60。(春の)日本選手権でも狙いたいし、世界選手権も大きな試合なのでベストを更新したい」と意気込みを語った。

 リオデジャネイロ五輪では予選、準決勝で日本新記録を連発し、決勝は自己ベストの56秒86。銅メダルとは0秒23差の5位だった。村上コーチによると、キックをよりコンパクトな動きに改良することでターン動作も改善されるため「0秒2は縮まる」という。

 調整中とあってリラックスモードの16歳は握手会にも参加。約700人が集まるフィーバーぶりに「今まで自分が追い掛ける立場だったけど、目標になっている。大勢に囲まれてうれしい」と笑顔を見せた。

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2016年10月10日のニュース